お見舞いに着て行く服装は、色々と気になるところが多くありますよね。
Contents
5つのマナー違反な服装と理由
- オシャレすぎる
- 地味すぎる
- 柄が怖い
- ハイヒール・サンダル
- 香水や柔軟剤の匂いがきつい
オシャレすぎる
とにかく派手!
カラフル・ヒラヒラ・スケスケ・キラキラと、少しでも思うような格好は避けましょう。
自覚が無い場合は、友人や家族に訪ねることが望ましいです。
お見舞いの相手がどんなに派手好きで有名だとしても、病院という場所をわきまえる必要があります。
どこかで赤や花柄など、派手目を取り入れたい時は、その他の衣類でカバーしましょう。全体的に派手にならないように注意しましょう。
地味すぎる
だからと言って、真っ黒は避けましょう。
全体的に見ても、黒が多いという場合も印象がよくありません。
黒は喪、お葬式やお通夜などで用いる配色です。
そんな気持ちはなくても、縁起が良くないという印象に取られてしまう可能性があります。
柄が、怖い
ガイコツや悪魔など、そういった柄はお見舞いには向いていません。
そういった柄が好きな相手だとしても、他の患者さんがいるという事を忘れてはいけません。
ハイヒール・サンダル
ハイヒールは、コツコツコツコツ。サンダルはパタパタパタパタ。
静かな病棟は、歩く音がとてもよく響きます。
その音に嫌悪感を抱く患者さんやご家族って意外と多いんですよ。
「靴を履いた方がいい」までは言いませんが、廊下は静かに歩きましょう。
香水臭い
最近では、“香害”とも呼ばれ、香りが問題視されるようになりました。
“匂い”は脳に直接効果をもたらし、刺激します。これはメリットもありますが、体調不良の原因にも繋がります。
香水はもちろん、柔軟剤の香りにも気をつけましょう。
4つのマナー違反な髪型・メイクとその理由
- 長髪は束ねる
- ボディピアスはできるだけ外す
- 刺青はできるだけ隠す
- ハデなメイクは避ける
長髪の場合は束ねる
髪の毛には、ホコリがついています。頭皮からはフケが落ちるかも知れません。
ホコリには、目に見えなくてもウィルスや菌がついているんです。
よく、お弁当屋さんや食品を扱う会社では帽子の着用が義務付けられていますが同じ理由です。
また、長い髪が患者さんの身体に触れるのも気持ちのいいものではありません。
髪は清潔にし、清潔感を保ちましょう。
ボディピアスは外し、刺青はできるだけ隠す
刺青やボディピアスは、まだまだ受け入れられていないことが現実です。
見舞う相手が大丈夫でも、他の患者さんや看護師さんの目もあります。
外せるのならば外し、隠せるのならば隠すことが、見舞う相手への気遣いというものです。
派手なメイクは避ける
真っ赤な口紅、まつげがバチバチの目元。
いくらトレンドでも、ハデなメイクは避けるべきです。
あくまでもナチュラルメイクで見舞うことが大切です。
特に見舞う相手が女性の場合は、それが相手への心遣いにも繋がります。
あまりトレンドを押さえすぎて行くと、嫌味に取られてしまう可能性がありますよ。
仕事帰りは気をつけよう!
お見舞いに行くタイミングとしては、仕事帰りに行くという人も多くいます。
そんな時は、1度服装を気にしてください。
作業着のままではありませんか?営業周りをしてきた後ではありませんか?
汚れやホコリには、ウィルスや菌がたくさん潜んでいます。
健常者にはなんら問題が無くても、体力の無い患者さんには感染源となってしまいます。
服をはらって、しっかりと汚れやホコリを落とす事をオススメします。
作業着の方は、他の患者さんの目もあるので着替えた方が無難です。
泥だらけの靴、汗をふきまくったタオルにも注意しましょう。
ペットと住んでいる人は気をつけよう!
当たり前の事ですが、ペットや動物に触れたあとは手洗いをしっかり行いましょう。
また、動物の毛が院内に落ちないようにコロコロなどをかけてから行くことが望ましいです。
夏場の肌見せと冬場のコートは気をつけよう!
夏場は、肌の露出が多くなります。また、白カラーがトレンドになりインナーが透けるような服装になることもしばしば。
それは季節なので当然の話なのですが、病院にお見舞いに行く際は露出を控えましょう。
日焼け対策のアームカバーや、ストールを羽織って対応するといいですね。
冬場は、コートなどの衣類に気をつけましょう。
衣類の着脱には繊維やホコリが舞うことを伴います。院内に入る前に、コートを脱いだり、はらったりしてホコリや汚れを落とすように心がけましょう。
病室に入る前は、コートやオーバーは脱いで入ると丁寧ですよ。
面会の前には手洗いうがいを心がけよう!
面会の前は、手洗いうがいを行いましょう。
手指消毒がある病院もあるので活用すると感染を防ぎ、相手と自分を病原菌から守ることに繋がります。
マスクを着用するとより気遣いが増します。
患者同士のコミュニティを守る
服装というものは、意外と見られているものです。
あなたは、「人の目なんて気にしない」というタイプですか?
しかし、そうでない人も世の中にはいます。
特に、体調が悪い患者さんは、それだけもストレスを抱えているので些細なことでイライラしてしまいがちです。
自分たちが良くても、相手からどう“見られるか”、“見られているか”、“見られることになるか”、を考えることが、見舞う相手への気遣いです。
「あの人は、不良みたいな人だ」「あの人の友達はマナーを知らない人」などと言われないように心がけましょう。
あなたの心遣いが、見舞う相手を守ることに繋がりますよ。
まとめ
- オシャレすぎる
- 地味すぎる
- 柄が怖い
- ハイヒール・サンダル
- 香水や柔軟剤の匂いがきつい
- 長髪は束ねる
- ボディピアスはできるだけ外す
- 刺青はできるだけ隠す
- ハデなメイクは避ける
- 仕事帰りの衣類
- ペットと住んでいる
- 冬場のコート類
- 手洗いうがい
- マスクの着用
ちょっと多いですが、あなたのその心遣いが、相手にとって、とても嬉しいお見舞いになりますよ。
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