最近ではお見舞いの言葉はメールやラインで伝えることが多いでしょう。
手紙を書いたり、訪問したりするより手軽で、相手にもすぐに届くというメリットがあります。
お見舞いメールを送る時に、ふさわしい言葉はどういうものなにか気になりますね。
相手が見えない分、間違って不用意な言葉をかけると、相手が傷ついてしまいます。
病気の人に気持ちを伝えたい時のお見舞いメールやマナーを紹介します。
Contents
長文のメールは避けよう
当たり前ですが、病気の人は心も体が疲れています。
長い文章を読む気力や体力がない人も多いでしょう。
普段長文のメールをやり取りしている相手であっても、病気の時には長文のメールを送ることは止めましょう。
ビジネスメールではなく友達同士の親しい間柄なら、簡潔に3~5行でも充分です。
「この度は大変でしたね。ゆっくり体を休めて静養してくださいね」
とか、上司なら、
「ゆっくり体をお休めになって、早い快復を心よりお祈りしております」
などもいいでしょう。
職場の同僚なら、
「○○さんの快復を祈っています。体調がよくなったらまた一緒に仕事をしましょう」
というお見舞いの言葉も、相手に負担がなく伝わります。
ラインならもっと短くてもいいでしょう。
「ゆっくり静養してね。快復を祈っています」
という短い文面でも相手に気持ちが伝わります。
返事はいらないことを伝えよう
お見舞いのメールをもらったら、患者さんは返事を書かなくてはいけないと思ってしまいます。
返事を書くことによって体調が悪くなっては、せっかくのあなたのお見舞いの気持ちも台無しになってしまいます。
お見舞いのメールを送る時には、返信は不要である意思を伝え、
「返信のお気遣いはなさらないでください」
と、付け加えるといいですね。
会社関係の人に対しては、
「メールの返信はお気遣いなきようにお願い致します」
と、書くといいでしょう。
友達のように親しい相手には、
「返信はしなくて大丈夫だよ」
と、一言付け加えると相手も安心します。
逆に、メールを書くのが入院中の気晴らしになる場合もあります。
そういう場合はメールのやり取りがお互いに長引く可能性もありますね。
相手が疲れていそうだな、と思ったら頃合いを見て、
「○○さん、メールで疲れていない?今日はここでもうお休みにしようか」
と、あなたから提案するのもひとつの方法でしょう。
あくまでも病気の人のペースに合わせ、体調を気遣ってあげましょう。
ゆっくり休養をとるようにすすめよう
病気で入院している場合、仕事を休んでいることを気にする人もいます。
また、「自分が何か悪いことをしたから、病気になったのではないか?」と悩んでいる人もいるでしょう。
「○○さん、仕事で忙しすぎたでしょう。ここでゆっくり体を休めてね」
とか、
「○○さん、頑張り屋さんだから、知らないうちに体に無理をさせていたのかもしれないね。これを機会にゆっくり静養してくださいね」
などのように、休養をとることをすすめるメールの内容にすると相手も安心します。
病気の人の中には、「私が悪いことをしたから、ばちが当たったのだろうか?」と弱音を吐く人もいます。
そういう時には、
「何言っているの。そんなことあるわけないでしょう。○○さんの普段の行いが良いのは(優しいのは)私がよく知っていますよ」
と、相手の不安を吹き飛ばしてあげてください。
前向きになるような明るい言葉を入れよう
入院している人へのお見舞いメールは、暗い内容のことは書いてはいけません。
また、「追伸」も重ねる言葉になり、ふわさしくありません。
「いろいろ」「たびたび」「次々」「益々」などの言葉も、病気が重なるイメージがあるため使うとマナー違反だとされています。
「苦しい」「つらい」といったマイナスイメージの言葉も、あなたから書くのは止めましょう。
患者さんの方から書いてきた場合は、
「そうだったの。知らなくて本当にごめんなさい」「大変だったね」
というように、あなたが受け止めてあげましょう。
患者さんの好きな趣味の話や、明るい話題を心がけましょう。
「元気になって、また○○のコンサートに行こうね!」
とか、
「退院したら○○のDVDを一緒に観ようね」
など、患者さんの気持ちが明るくなる話題を入れるといいですね。
そうすると入院していても、「退院したら、こんなことをしよう」と前向きな気持ちになりやすいです。
あなたの優しさで患者さんを癒してあげましょう。
ビジネスの相手にはきちんとしたお見舞いメールを送ろう
今まで書いてきたのは友達・同僚など親しい人へのメールでしたが、上司や取引先の人にお見舞いメールを送るケースもあります。
目上、上司へ ビジネスのお見舞いメールの文例を紹介します。
「○○課長
この度、○○課長が入院されたと聞き、非常に驚いております。
その後の経過はいかがでしょうか。
一日も早く○○課長の元気なお顔を拝見できることを、心よりお祈りしております。
署名△△△△」
まとめ:お見舞いのメールは短く、前向きに
病気の人に送る、お見舞いメールの文例とマナーについて紹介しました。
病院によってはパソコンやスマホを持ち込みできないところもあります。
また、入院患者は検査や治療のため、メールの返信もできなかったり、スマホが使えるエリアが決まっている場合もあります。
病気で入院しているのですから、いつも返信をくれる人から返信がなくても気にしないようにしましょう。
お見舞いのメールやラインは、長くなりすぎず、短文で書くようにしましょう。
メールが好きな患者さんであっても、病状に響くほど長時間にならないように気を付けましょう。
お見舞いのメールは相手の気持ちの寄り添い、労わりの言葉をかけ、ゆっくり治療に専念してもらうことを伝えるのがコツです。
前向きになるような言葉も添えて、あなたらしいお見舞いメールを送りましょう
この記事で登場したマナーと例文
長文のメールは避ける
「この度は大変でしたね。ゆっくり体を休めて静養してくださいね」
「ゆっくり体をお休めになって、早い快復を心よりお祈りしております」
「○○さんの快復を祈っています。体調がよくなったらまた一緒に仕事をしましょう」
「ゆっくり静養してね。快復を祈っています」
返事はいらないことを伝える
「返信のお気遣いはなさらないでください」
「メールの返信はお気遣いなきようにお願い致します」
「返信はしなくて大丈夫だよ」
「○○さん、メールで疲れていない?今日はここでもうお休みにしようか」
ゆっくり休養をとるようにすすめる
「○○さん、仕事で忙しすぎたでしょう。ここでゆっくり体を休めてね」
「○○さん、頑張り屋さんだから、知らないうちに体に無理をさせていたのかもしれないね。これを機会にゆっくり静養してくださいね」
「何言っているの。そんなことあるわけないでしょう。○○さんの普段の行いが良いのは(優しいのは)私がよく知っていますよ」
前向きになるような言葉
「元気になって、また○○のコンサートに行こうね!」
「退院したら○○のDVDを一緒に観ようね」
マナー違反な言葉
「いろいろ」「たびたび」「次々」「益々」など重なる言葉
「苦しい」「つらい」などマイナス感情な言葉
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