Contents
5月のイベント行事
- 2日 八十八夜
- 3日 憲法記念日
- 4日 みどりの日
- 5日 こどもの日・端午の節句
- 第2日曜日 母の日
5月の誕生石
- エメラルド
- ヒスイ
5月の誕生花と花言葉
- カーネーション
- すずらん
5月2日 八十八夜〜縁起物の新茶〜
八十八夜とは、その年の立春から数えて88日目の日を指します。
この頃には、気候も少しずつ暖かくなり、朝晩の霜も消え過ごしやすい日々となることから農作物の植え付けや収穫を行う目安とされて来ました。
例えが田植えはGW辺りを目安として行われる場所が多く、「夏も近づく八十八夜」で有名な茶摘みも、この時期に行われます。
八十八夜に摘み取ったお茶は、無病息災の縁起物として扱われています。
お茶は水分補給だけでなく、食事やくつろぎの際のお供としても嗜むことができます。
新茶のフレッシュは、生命力を感じ季節の始まりの喜びとともに元気の源にもなります。
端午の節句〜菖蒲湯で邪気を払え!〜
ご存知の通り、男子の健やかな成長を祈願する日となっています。
この日は別名菖蒲の節句とも呼ばれ、菖蒲の葉や根っこを湯船に入れた菖蒲湯に浸かると邪気を払えると言われています。
菖蒲湯には、リラックス効果だけでなく血流促進や肩こり腰痛にも効果があります。
目で見て楽しい菖蒲ですが、湯船に満ちる奥深い香りと効能で体の奥まで癒してくれます。
端午の節句〜柏餅・ちまきを食べて厄除け!〜
柏餅を包む葉が柏です。
柏の木は日本独自の木であり昔から神事の際に用いられて来ました。また、柏は新芽が出ないと葉を落とさないことからそ子孫繁栄の願いが込められています。
ちまきを食べる理由は、中国の歴史を遡ります。
その昔、屈原という国への忠誠心と正義感のとても強い詩人がいました。
彼は自国の政治にも深く関わり多くの民人からも好かれていましたが、それを良しとしない人たちの陰謀から失脚し国を追われる羽目になってしまいます。
その後、屈原は失望し川へ身投げをします。
それを知った民人が、嘆き、悲しみ、屈原が川の魚に食べられてしまわないようにとちまきを川へ投げ入れました。
しかし、その供物はことごとく龍に食べられてしまいます。
そこで、民人は龍の苦手とする楝樹の葉でもち米を包み川へ投げ入れました。
このことが元となり、日本へ伝来しました。
また、もともとちまきを結んでいた紐は赤・青・黄・白・黒の五色の糸が使用されていました。この色は、子供が無事に育つようにと厄除けの意味があります。日本では、鯉のぼりの色として使用されていますね。
一緒に食べても美味しいお見舞いの品として、重宝しますよ。
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