お見舞いに“お茶”を選んでいる方をよく見ます。
お茶は、お見舞い品の中でも定番の品物。
どこにでも売っているし、手軽に選べるので持っていく側にはちょうどいいですね。
患者さんも、水分補給は必ず行うのでお見舞いにはピッタリです。
お茶の選ぶポイント
- 飲みきりサイズを選ぶ
- 国産を選ぶ
飲みきりサイズを選ぶ
ペットボトルに口をつけて飲むリスクとは?
ペットボトルは、そのまま飲んで余った分を保存しておけることが魅力です。
また、ベット状ではボトルが逆さまになっても横向きになってもこぼれない所にもメリットがあります。
しかし、ペットボトルに口をつけて飲むと、口の中に住む菌がペットボトルの中に入ってしまいます。
その菌は、ボトル内で繁殖します。
人の口の中には、およそ100種類以上の菌がすんでいるそうで、その数は唾液1mlあたり1〜10億個だそうです。
ペットボトルの置かれている環境や、飲み物の種類によっても繁殖の力は異なりますが、口を付けて飲むことは開封直後からペットボトルの内容が不衛生になるということが言われています。
飲みきりサイズのペットボトル飲料、または紙パックも量が少ないのでおすすめです。
国産を選ぶ
海外製品が悪いとは言いませんが、やっぱり国産が安心ですよね。
過去には、清涼飲料水にカビが見つかったということもあります。
安いからといって海外製品を選ぶのでは無く、ラベルをしっかり見て購入しましょう。
参照:「ペットボトル飲料の直接飲用による細菌汚染状態と看護系大学生の汚染意識」〜和歌山県立医科大学保健看護学部〜
参照:「清涼飲料水ハンドブック」〜全国清涼飲料連合会〜
付き添いの家族にお茶を選ぶ
付き添いの家族がホッと一息入れる時に、粉末状のお茶は便利です。
お湯や水にサッと溶ければ、手軽にお茶が飲めます。
どちらもお湯・水にサッと溶けるのでとても便利。
付き添いで病室に入ると、まずお茶を入れて一服するのが日課になっていました。
中には、お湯しか出ない病棟や自動販売機がない病棟もあります。
マグカップひとつでお茶が飲めるのは、嬉しいことです。
夏場は、自動販売機に冷たい飲み物しか無くて困ったこともありました。