注意
この文章や写真を引用や転載する場合はご連絡ください。
勝手な引用や転載は禁じます。

保険見直しで軽減されたがん再発への不安

いいお見舞い.comオリジナルギフトはこちら

プロフィール
お名前:ペケペケ
出身地:広島県広島市
現在の年齢:34歳
保険見直し、再加入の年齢:32歳
あなたとの関係:本人
病名:腎臓がん

闘病記

私は自分で個人事業所を経営していましたので、入院・通院が必要となるとこれまで通りの収入が得られなくなるのでは無いかと不安でした。
また、腎臓がんは転移もしやすいと聞いていたので、とりあえずの治療を終えたとしても、がんが転移・再発すれば再び治療を行わなければいけません。全て保険で賄えれば良いのですが、私は20代でがんになってしまったので、今後入れる保険も制限されてしまい、老後に再び病気になった時のお金が払えるのかも不安でした。
あとは治療にどのくらい時間がかかるのか分からないというのも困りましたね。予後が良ければ1~2ヶ月で入院から通院に変えられるという事でしたが、通院も抗がん剤が効かなければいつまでかかるか分かりません。そうなるとまた手術も必要になるでしょうし、あれこれ考え始めるとキリがない状態でした。

▶︎闘病するに当たって、金銭面で実際に困ったこと

私が入院した時は病院のベッドがいっぱいで、病院の都合でしばらく個室に入ることになったのですが、保険でフォローされるのがベッド代の基本料金だけだったので、その差額を支払うのが本当に大変でした。
私は個人事業主なので傷病手当も貰えませんし、なのに仕事もできないという事で入院中は収入が本当のゼロになってしまったので尚更苦労も大きかったように思います。一応がん保険には入っていましたが、独立する前にサラリーマンをしていた時に加入した条件のままでしたので、貰える金額も多くなく貯金を食いつぶしながら闘病生活を送っているという状態でした。

▶︎仕事や家族に関して不安に感じたこと

当時私の妻が妊娠しており、私の代わりに仕事をするというのも難しかったので、もし私の闘病生活が長引いてしまったり、最悪死んでしまった場合、家族がどうなるのかという不安がありました。特にこれから産まれてくる子どもについての不安が大きかったです。私が亡くなれば産まれた瞬間から母子家庭になってしまいますし、一家の収入を私一人が支えていたので余計に悩ましく思っていました。

▶︎保険の見直しをした理由

既往症があるので、恐らく入れる保険は少ないだろうとは思っていましたが、とりあえず入れる物には入っておいた方が良いだろうという事で保険の見直しをしました。最初は持病があっても入れる終身医療保険だけに加入したのですが、がんの治療が終わって5年たった後にがんの再発に備える保険にも加入しました。
元々、腎臓がんの治療が終わってすぐにがんの再発に備える保険にも入ろうと思っていたのですが、その保険が治療を終えてから5年以上経たないと加入できないという事だったのでそのタイミングになりました。

▶︎保険の見直しをしてよかった理由

種類にもよりますが、がんは再発の可能性が高い病気の一つなので、その部分に特化した金銭的・精神的サポートが受けられるという安心感は強いと思います。もし今後再びがんになっても当面の治療費や手術費用・通院費のサポートを受けられるので、万が一の時の家族の負担を減らせるというのは大きかったです。
それと、見直し後に入った保険にはがん治療の方針を専門カウンセラーと相談できたり、がん医療の分野で評価の高いお医者さんを紹介してくれるサービスがあるのも良かったと思います。
また、実際にその病気を経験する前とした後では治療内容への理解度も違うので、がんを経験した自分にしか分からないような部分も細かく検討できたのも良かったです。例えば特約の必要性なんかは保険の相談員さんに話を聞くだけでは理解できなかった部分も多かったのですが、一度その病気を経験していると、むしろ相談員さんより自分の方が良く分かってるようなところも出てきます。
がんになって良かったとは思いませんが、少なくとも保険に対する捉え方・考え方は以前よりずっと進歩できたんじゃ無いかと思います。

▶︎同じ境遇の方にアドバイス


会社に勤めておられる方でも個人事業主でも自分の病気に対する不安の大きさは変わらないと思います。でもやっぱり個人で仕事をしてる人の方が金銭的に負担を被りやすく、また実質的な公的サポートも少ないような気がします。
しかし、個人事業主が病気になったからと言って必ずしもその負担を自分一人で解決しなければいけないという訳ではありません。最近は生命保険や医療保険も様々な商品が提供されていますし、私のような腎臓がん経験者でも入れる保険は沢山あります。
私は25歳で腎臓がんになりました。その時は将来が真っ暗闇に包まれる思いをしましたが、それでも今は幸せです。がんの再発や将来の不安を感じないといえば嘘になりますが、それでも闘病生活を送っていた時よりは将来を悲観したり現状を嘆いたりするような事は少なくなりました。
ただまぁ、保険料については持病・がん経験が無い人が入る保険よりは値段が高めなので、その辺はちょっと不満ではあるものの、何にも支えが無いよりはずっと楽です。
病気になると気が弱くなって保険や家族のサポートがある事も忘れてしまいがちなのですが、そういう時こそ「自分は誰かの助けを借りる事ができるんだ」「自分一人で病気と戦ってるんじゃないんだ」という事を思い出して貰えればと思います。

どの保険から、どの保険への見直しをしましたか?

県民共済総合保障2型→アフラック生きるためのがん保険寄りそうDays

見直した保険の良かった点を教えてください

料金や特約など、
加入していた保険と比べて、詳しく教えてください。本文と重複する点があっても可。
まずがんの再発や転移も保障してくれるというのが良かったです。県民共済だと病気の入院は4ヶ月しか保障されませんでしたが、寄りそうDaysは日数無制限で保障してくれるそうなので安心できます。
保障日額も1日5000円とかなり良い方ですし、総合保障2型なら県民共済より少し良いくらいなので、この辺もありがたいです。

あなたのおすすめする保険とその理由を教えてください

がんで闘病経験がある人ならアフラックの「生きるためのがん保険寄りそうDays」はおすすめだと思います。がんの再発・転移に限った保障で月額3000円~というのは少し高いかなとも思うのですが、再発性の高いがんの場合はこれに入ってるだけで安心感が違います。
これ単体だと利用しづらいかもしれませんが、メインの生命保険などと一緒に加入する保険としてはベストですね。

うれしかったお見舞い品と、その理由を教えてください

食事制限がかかってたので食べ物以外だったら何でも嬉しかったですが、抗がん剤の副作用で頭髪が抜けていたのでニットの帽子は一番ありがたかったです。
当時はまだ若かったですし、髪の毛が無くなるのがとても辛かったので、帽子で色々お洒落ができたのは結構大きな心の支えになりました。

病院食のおかずとして用意してよかったものを教えてください

食事制限で味の薄い物ばかり食べてたので、ふりかけは欠かせませんでした。特にごま塩なんかは意外と飽きずに食べれました。

暇つぶしとしてやっていたことと、その感想を教えてください

PSPでモンスターハンターばかりやってましたね。結構病院内でもやってる人がいて、ケーブル繋いでマルチプレイとかもできましたし。
病室でやるとうるさいって怒られるので、日向ぼっこがてら外でやったりもしてました。

役にたった便利グッズと、その理由を教えてください

耳栓ですね。最初個室だったせいもあるのか大部屋に移ってから物音がとても気になるようになったので、特に寝る時は必須でした。

今1番楽しみにしていること、生きていてよかったと思えるようなことを教えてください

子供と一緒にいるのが一番楽しい!小学校の入学式なんてわんわん泣いてしまいました。病気をしていなくてももちろん感動したとは思うのですが、やはり命の危機を乗り越えてこういう人生のイベントを体験すると、じんと心に染み入るものがありますね。
ちなみに、2ヶ月後にはもう一人産まれるので、お父ちゃんとしてこれからも元気に頑張らなきゃなという思いがさらに強くなってます。そう思う事自体が生きがいですし生きる意味かなとも思いますし、日々明るくいられるのも子供からエネルギーを貰えているからなんじゃないかと思います。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください