桜を見ながら甘酒を嗜むなんていうのも季節を感じることの出来る時間です。
花見酒・・・とは行きませんが(苦笑)
中でもお米から作られる米麹を使った甘酒は、弱った体が欲している栄養素がふんだんに含まれています。
乳がんで闘病された小林麻央さんも、愛飲されている様子をブログで公開されていました。
▷小林麻央オフィシャルブログ「KOKORO.」Powered by Ameba〜2017-01-28 栄養〜
米麹の甘酒がお見舞いの品にオススメの理由
- アルコール分なし
- 低カロリー
- 栄養満点で、まさに“点滴”
- 食事や間食の代わりになる
甘酒には、米麹から作られるものと酒粕から作られるものの2種類があります。
選びたい甘酒は、米麹から作られるものです。
米麹から作られる甘酒にはアルコール分が含まれません。
薬との飲み合わせと気にせずに甘酒を楽しむことが出来ます。
また、米麹から出来ている甘酒は、砂糖が入っていないのに十分な甘さを感じることが出来ます。
これは、米麹は甘酒になる過程で発酵分解され、ブドウ糖をを作りだすからです。このブドウ糖によって自然の甘さが引き出され砂糖を入れなくても甘さのある甘酒に仕上がります。
砂糖なしで十分な甘さを感じるのに、コップ一杯でたったの100Kcal前後のカロリーです。
こっくりとした自然の甘さが、不安な気持ちやイライラした感情を抑えてくれるのにも効果があります。
・酒粕から出来た甘酒には、少量のアルコール分が含まれます。また、酒粕には甘さが無いために甘酒にする過程で砂糖を入れます。これにより糖質が上がりカロリーも上がってしまいます。
・米麹は薬の飲み合わせにほとんど影響しませんが、念のために薬剤師さんやお医者さんに尋ねることで万が一を防ぐことが出来ます。
米麹から作られている甘酒には、体に必要とされる栄養がたくさん含まれています。
これらの栄養素は、病院で行う点滴(栄養)と同じような成分になっています。
ブドウ糖は、十分な甘さの元です。
体内では率先してエネルギーに代わり疲労回復や新陳代謝を促してくれます。甘酒のもたっとした食感とこっくりとした甘さから、十分な満腹感を得ることも出来ます。
ビタミンB群には様々な効能があります。
- 糖分をエネルギーに変換し疲労回復
- 脳や神経機能の維持
- 精神機能の安定
- 肝臓・腎臓・胃腸障害の予防
- 動脈硬化症の予防
- 生活習慣病の予防
- 皮膚障害の改善
- 粘膜障害の改善
- 免疫機能の予防・改善
その他にも葉酸は、ビタミンB12と共に血液の正常化を図ります。細胞分裂を繰り返す細胞に働きかけ、造血の手助けをしてくれます。動機息切れ・めまいの予防に効果的です。
食物繊維やオリゴ糖には腸内環境を整え善玉菌を増やしてくれます。
麹菌には、抗酸化作用があり活性酸素が増えることを阻止してくれます。動脈硬化や高血圧の改善に効果的です。
甘さから満足感と満腹感が得られ、少量でも多くの栄養素を補うことが出来ます。
食事が喉を通ら無いという人には、オススメの飲み物であると言えますね。
甘酒をお見舞いの品にする際に気をつけたいこと
以下の場合には、甘酒をお見舞いの品に選ぶことは控えましょう。
- 食事制限がある場合
- 飲水制限がある場合
また、以下の場合には注意が必要です。
- 甘酒は発酵食品である
- 薬との飲み合わせ
甘酒は発酵食品です。菌を用いた製法なので免疫系疾患の場合もお見舞いの品には向いていない場合があります。
米麹から造られている甘酒にはアルコール分が含まれないので薬との飲み合わせも大丈夫な場合が多いですが、心配な場合は薬剤師や医師に尋ねると安心ですね。
ドラックストアや調剤薬局の薬剤師さんでも回答してくれます。
さいごに・・・
甘酒は、ダイエット効果や美肌効果もあり健康な人が摂取しても体にメリットの多い飲み物です。
また、甘酒の歴史は古く神事に用いられることも多いです。
最近では甘酒ブームで、甘酒と接する機会も増えたかと思います。せっかくなので、ちょっと贅沢な甘酒を手土産にしてお見舞いに行ってみるのもいいですよ。万が一飲めなかったとしても 、女性やご家族がいる方には喜ばれること間違い無し!
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