いいお見舞い.comでは、入院経験者さんを対象にアンケート調査を行い、みなさんがどのようなお見舞いギフトをもらって困ったか、なぜ困ったのか、理由を含めてまとめました。
果物
患者さんの声
余ったぶんの保存方法
りんごなど余ってしまったとき、保存方法が難しいです。
りんごなど余ってしまったとき、保存方法が難しいです。
食事制限あり
治療の関係で、食べることが難しい場合があります。また、いちごなど皮のない果物は衛生面から食べられないことがあるので注意が必要です。
治療の関係で、食べることが難しい場合があります。また、いちごなど皮のない果物は衛生面から食べられないことがあるので注意が必要です。
衛生面の心配あり
いちごやぶどうなど、むく皮のない果物は衛生面から食べられないことがあります。
いちごやぶどうなど、むく皮のない果物は衛生面から食べられないことがあります。
ポイント
流し台や包丁が無い環境で、果物を食べるのは難しいかも知れません。片付けも必要です。
果物は、水分を多く含み口当たりもサッパリとしてお見舞いギフトとしては定番ではあるものの、食べにくさを考えると向いているとは言えないかも知れません。
果物を食べる姿まで想像して、贈ることが配慮ですね。
また、いちごやぶどうなど“剥く皮がない果物”は、食べる部分が直接空気に触れていることから衛生的に見ると向いていません。
口にする場合は、しっかりと洗って綺麗な状態で食べることをおすすめします。
食事制限や薬の飲み合わせから、食べることが出来ない種類があったり果物全般が難しい場合があるので配慮が必要です。
花
患者さんの声
花瓶がない
どうやって活けたらいいのでしょうか?
どうやって活けたらいいのでしょうか?
管理が大変
水換えや、枯れた後の始末を考えるとお見舞い向きでは無い。
水換えや、枯れた後の始末を考えるとお見舞い向きでは無い。
置き場所に困る
ただでさえ狭い場所なのに、花を置く場所はない。自宅へ持って帰っても置き場所に困る。
ただでさえ狭い場所なのに、花を置く場所はない。自宅へ持って帰っても置き場所に困る。
ポイント
最近では、生花の持ち込みを禁止している病院も多くなりましたが、中には花屋が設けられている病院もあります。手っ取り早くギフトとして贈ることができるお花は、お見舞いギフトとしても人気がありますが、お花を置く環境を考えたら向いているとは言えないかも知れませんね。それでもお花を贈りたいという方には、お世話のいらないブリザーブドフラワーやハーバリウムがおすすめです。気分転換に嬉しいという女性の声がありました。
食べ物・飲み物
患者さんの声
生菓子は保管が難しい
生菓子は日持ちしないので困る。保管するにも場所がない。家族に取りにきてもらいました。冷蔵庫はお金がかかるしできれば常温保存できるものがいい。
生菓子は日持ちしないので困る。保管するにも場所がない。家族に取りにきてもらいました。冷蔵庫はお金がかかるしできれば常温保存できるものがいい。
ビールを持って来てくれたけど…
ビールなどのアルコールは、どうしろと(笑)病院で飲むわけにもいかないし、捨てるに捨てられない。気持ちは嬉しいのですが、困りました。
ビールなどのアルコールは、どうしろと(笑)病院で飲むわけにもいかないし、捨てるに捨てられない。気持ちは嬉しいのですが、困りました。
缶切りがないのに缶詰をもらった
缶詰は缶切りがないと開けられません。持って帰るにも重たすぎ。
缶詰は缶切りがないと開けられません。持って帰るにも重たすぎ。
ポイント
洋菓子店でプリンやシュークリームなどの生菓子を選んでくれる方が、結構いらっしゃいます。生菓子は日持ちや冷蔵など、保存方法に問題があります。
もし選ぶなら、その日のうちに食べてしまうことができるようなイメージをして贈るといいですね。
また、その量にも注意が必要です。
たくさんの量は、置き場所がありません。
入院中は、食事制限もあり、食べ物類は困ったという方が結構いらっしゃいました。
逆に、体調の回復を待って贈ると、喜ばれるギフトとなるのでおすすめです。
本
患者さんの声
退院時、荷物にならない方法!
友人が来て事前に持って帰ってくれました。ありがたかった!
友人が来て事前に持って帰ってくれました。ありがたかった!
内容に問題があった。
ドロドロの不倫もの、男性向けのいやらしいものなど、他の患者さんやナースに見られて気まづい思いをしました。
ドロドロの不倫もの、男性向けのいやらしいものなど、他の患者さんやナースに見られて気まづい思いをしました。
勉強系や自己啓発系は嫌だった
体調が悪い時にまで勉強しろというのか?と思った。
体調が悪い時にまで勉強しろというのか?と思った。
ポイント
本は、お見舞いギフトの中でも嬉しかった!声が多くあります。しかし、本の内容が趣味や気分に合わなかった場合、困ったお見舞いギフトとなってしまうようです。
また、何冊か贈る場合は退院時に荷物にならないような配慮をすると親切ですね。
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手紙や寄せ書きなど
患者さんの声
業務的な感じがする
あまり知らない人からのメッセージは、とても業務的な感じがして逆に嫌でした。
あまり知らない人からのメッセージは、とても業務的な感じがして逆に嫌でした。
卑屈になった
友人がくれた手紙は、卑屈になりそうで読む気になれませんでした。
友人がくれた手紙は、卑屈になりそうで読む気になれませんでした。
置き場所に困る
フォトフレームや写真をくれた人がいましたが、置き場所に困りました。また電源も必要だったので困りました。
フォトフレームや写真をくれた人がいましたが、置き場所に困りました。また電源も必要だったので困りました。
ポイント
手紙や寄せ書きは、心がこもっていてピッタリですよね。しかし、喜ばれるのは、患者さんとあなた方の関係性が良好な場合だけと言えるでしょう。
例えば親子間や親友同士、学生であればクラスメイトなどが挙げられます。
特に仕事だけの付き合いなど、そこまで親しくない場合は手紙は寄せ書きは喜ばれない可能性が高いです。
贈られた相手が、複雑な気持ちになってしまうかも知れません。
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困ったものはない
患者さんの声
なんでも嬉しいです!
お見舞いに来てくれるだけで嬉しい!
お見舞いに来てくれるだけで嬉しい!
ポイント
「自分のためにお見舞いにわざわざ足を運んでくれる気持ちだけでじゅうぶんです」と、困ったものはないという方が何人かいらっしゃいました。
りんごや桃は、包丁がないと皮が剥けません。
同じように、伊予柑などの分厚い皮も果物も、難しいです。