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「考える」という素晴らしい言葉の魔法

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闘病記

それは私が田舎から札幌に出てきた時の話でした。
私には祖母、母、父、姉、兄の家族でした。
田舎町で生まれ育ち、簡単に言うといじめられっ子として育ってしまいました。
そのおかげで根暗扱いされ、学生で楽しかった思い出など何一つありません。
そんな中、社会人デビューしようと決めて札幌へ。
姉が住んでいたのでそこに一緒に住むことになりました。
そしてそんなに仲良くなく過ごしていると、ある日私は出勤中に転んで立つことができなくなりました。
そのため今の職場は退職。座ってできる仕事を探す毎日。
そして出逢ったのがコールセンターという未知な世界。
そこで仕事をはじめ、周囲とうまくいじめられっ子じゃなかったよアピールして、社会人デビューも叶ったのです。
けれどもその状況は良くないものでした。
まず気づいた異変については「睡眠」です。
まったく寝れなくなりました。
さらに仕事に対してのものすごい恐怖感。さらに外に一歩出るだけでも体が震えました。
当時つきあっていた彼氏の紹介で、初めてメンタルクリニックへ行きました。
そこで診断されたのは、「躁鬱病」「統合失調症」という二つの病名です。
今でも忘れません。怖くなって彼氏とコンタクトを取り続けているうちに見放されて一人。
死にたくなって死にたくなって
本当に自殺まで考えて、中学高校としてきたリスカもまた始まって。
けれどもそこで姉とゲームをきっかけで仲良くなりました。
協力して何かをすることに気づかせてくれた姉と、一緒の時間を共有するようになってからは、
自分の病気に負けないように思える心のすきまもできたのです。

まず第一に考えるのはこれからの生命保険や仕事のこと。
姉は私に休養時間をくれました。その間は姉の収入と、私の障害年金で暮らすことに。
仕事に関しては一緒に面接に来てくれたり、指示をくれたりしました。
そのおかげで私は次にすることとして治療を考えました。
とにかく毎日やりとげようと、いうことを目標に少しずつ前進。
今でもそのおかげで仲良く一緒に暮らし続けています。
今は私は仕事するうえで姉が家にいてくれないとなにもできなくなってしまったので
姉には自宅で副業や家事をしてもらっています。

こんな私でも「死」しかなにもなかった私でも、こうやって仕事しています。
もし私と同じ境遇にいる方がいらっしゃったら
まず休んでください。
そして毎日自分に課題を付けましょう。
例えば、歯を磨くことや、お風呂にはいること。
これは本当にむずかしいことです。
けれどもやるという気合だけいれて、そのあとは「行動を考えた」ということに満足しましょう。
それを毎日つなげていればいつか外にも出れるし、楽しいことを楽しいと感じられる。
どんな病気がついていても、誰かの支えがあれば自分は生きていけられるんだと思いましょう。
これは私も実感しています。かなり高度で難しいことだと。
しかしただ「思う」「考える」だけでいいのです。
それは絶対に自分のためになります。

楽しいことを楽しくないですとか、
傾く感情に負けてしまっても、
かならず自分の力になってくれます。

「考えるだけ」

魔法の言葉のように私は思います。
こうやって思えたのは本当に誰かの手があったから。
私は一生を姉に捧げて姉の為に生きて、姉の為に働いて、ずっとこの先も永遠に姉と一緒にいたいから。

だから私は努力の糧を姉にしています。
それってすごいことですよね。
姉が勉強してくれて助言をしてくれていたんです。
だからこれを偶然目にして見つけて読んでいるだけのあなたも、自分は変われるのです。
「誰かの手によって」
です。

諦めも肝心なのはわかります。
でも少しでも心の扉に誰かがいるとして、
それは自分でもぎとって身にしましょう。
ともに時間を過ごすのです。

そうやって山を乗り越えて行きましょう。

うれしかったお見舞い品と理由

ナンクロとメモ帳です。この二つがあってからこそ生きられました。
とくにナンクロはいろんな種類のものを買ってくれたので助かりました。

病院食のおかずとして用意してよかったもの

ニラ玉です。
においはあれなのですが、ここまでニラがおいしいとは思いませんでした。

暇つぶしとしてやっていたこととその感想

ナンクロと小説の執筆とゲームです。どちらも飽きもせずずっとしていました。

役にたった便利グッズとその理由

この暇つぶしに加わったのが、一緒に暮らしている姉でした。
今まではあまり会話もなく、ただただスルーする存在だったのですが、
肝心なところで助けてもらえて、大好きになって、
それがこの暇つぶしの役に立ったのでした。

今1番楽しみにしていること、生きていてよかったと思えるようなこと

やっと乗り越えてきていて、生きている実感が、今感じられます。
なので、今のこのお仕事をしている自分で、大好きな姉と一緒に暮らしているこの貴重な時間が楽しみで、生きていてよかったと思っています。
この幸せな時間は手放したくありません。

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