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【免疫を高めてコロナに負けない!】抵抗力が低い私が実施している感染予防

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免疫力や抵抗力が低下している方の多くは、感染症にかかった際に通常の人よりも重症化する危険性があります。
ですから、通常な偏りも感染症の予防が大切と言えます。

このページでは、白血病を経験した私やそのご家族のお話、その際に読み漁った著書を元に感染症対策についてご紹介します。

白血病体験者が教える“習慣化”で感染症対策

感染症を予防する行動には、健康な人にとって“面倒”と感じる行動がいくつかあるのではないかと思っています。
私は30代・男性サラリーマンですが、季節を問わずマスクを着用し、女性よりも手洗いうがいをしています。
パッと見たら、「男なのに神経質で面倒なヤツ」と思われるかもしれません。
しかし、次のようなことを習慣化することで感染症から自分の身を守ってきました。

  • マスクを着用する
  • 手洗いうがいをする
  • 歯磨きをする
  • 毎日入浴をする
  • よく眠る(規則正しい生活をする)
  • 清潔を保つ
  • 外出先の場合

 

マスクの着用を習慣化する

マスクは感染を予防するには重要なアイテムです。
飛沫感染と空気感染を予防するからです。

飛沫感染は、誰かと会話したり電車などの人が密集する場所にいなければ感染リスクは低いです。
しかし空気感染は、飛沫(ひまつ)によって解き放たれたウィルスの水分が蒸発し、飛沫核という病原体が空気に乗って空気中に漂います。
もちろん、風などの空気の流れによって移動しますのでウィルスを持っている人の近くにいなくても感染リスクが高いです。

マスクを着用することで、ある程度の感染を予防することができるのです。
どこへ行くにも常にマスクをつけて外出をしますが、特に電車やスーパーなどの人口密度が高い場所に行く際は、マスク着用は必須となります。

人混みを避けられない場合は…
電車やバスを利用した移動、スーパーなどで買い物、病原体がたくさんいる病院への受診など、どうしても人混みを避けられないことがあります。
その際は、人が多くなる時間帯を避けることで感染リスクを下げます。
また、風通りの良い場所や換気が行き届いている場所を選ぶこともポイントです。

手洗いうがいを習慣化する

何よりも手洗いうがいは重要です。
そしてこの予防策は、抵抗力が下がっている人だけでなく、全員に大切と言えます。

飛沫感染や空気感染の他に、ウィルスなどは手洗いしていない手で食べ物を食べたりすることで感染します。
また、ウィルスが手に付着した状態でスマホやメガネ、ドアノブなどを触ることでそこにウィルスが付着し感染源となります。

そのために常に手洗いうがいを意識することが大切です。
もし手洗い出来る環境がなければ、アルコール消毒を持ち歩くこともおすすめです。

手洗い後には、スマホや時計、メガネなども消毒するといいですね。

歯磨きを習慣化する

歯磨き?と思う方も多いでしょう。

口の中には常にたくさんの菌が住んでいます。これらの菌は悪い菌ばかりでなく口の中に入った病原体に対して適切なガードをしてくれます。
口の中の粘膜を清潔に保つことで粘膜免疫が効果的に働き、病原体からの感染を防いでくれます。
しかし、口の中を不衛生にしていると、この機能が効果的に作用しなくなってしまいます。

腸内細菌と同じで、口内環境を整えることが大切です。

寝る前はもちろん、食事の後の歯磨きも習慣化します。
難しい場合にはうがいを行います。
定期的な歯科検診も大切です。

入浴を習慣化する

人混みなどから帰宅したら、まずは感染源を断つために手洗いうがいや物の消毒を行います。
衣類などにも病原体が付着している可能性があるので居室へ入る前にシャワーを浴び全身の清潔を保持します。

髪の毛や、衣類のホコリなどに病原体がいる可能性もあるので念には念をということです。

集団浴場は、湿気が多いために感染リスクは低いと言えます。
しかし、着脱室や休憩所、お食事どころなどは感染リスクがあるのでマスクなどの対応が必要です。

水に潜む菌もいる
浴室は、ある程度の湿度があるので病原菌の繁殖は抑えられますが、逆にその湿度を好む病原菌もあるので注意が必要です。
例えば、レジオネラ菌や緑膿菌が代表的です。
どちらも病原性は低いですが、抵抗力が弱っていると感染リスクが高まります。

眠る習慣をつける

仕事や育児、家事、プライベートの時間などで規則正しい生活を送ることができない場合が多くあります。
そんな時には、睡眠時間をしっかりと確保することが大切です。

眠ることで頭だけでなく身体をしっかりと休めます。
疲れて体力が落ちていると、抵抗力や免疫力も一緒に低下してしまいます。

短い時間でもいいので、しっかりと眠る時間を確保し、免疫力を高めることが大切です。

清潔を保つことを習慣化する

清潔を保つ中に、先ほどもお話した手洗いうがいや入浴が含まれます。
それ以外にも、清潔な衣類やリネンを揃えることや、部屋の掃除を心がけます。

  • 下着はもちろん、衣類は清潔な物を着用する
  • 手洗いうがいをした後に使用するタオルは常に清潔にする
  • シーツや布団カバーなどは、週1程度に効果し、常に清潔にする
  • 布団は湿気がたまらないように配慮する
  • 部屋は掃除をして清潔にする
  • 浴室や洗面台など水回りは清潔にする
ドアノブやテーブル、冷蔵庫のとってまで清潔に
誰もが触れる場所は、病原体が付着している可能性があります。いくら手洗いうがいをしても、そこに病原体が付着していたら意味がありません。
ですので、拭き取るなどの掃除を行います。
万が一、手洗い後に触れてしまった場合、再度手洗いをして繰り返し予防していくことが大切です。
手洗いや手拭きを習慣化しておけば、面倒と思わなくなります。

外出先の場合

生活の場において、どうしても人混みに行かなくてはならないことがあります。
その際は、出来るだけ混む時間を避けるように心がけます。
事前にお店に混む時間帯を確認しておくという方法もおすすめです。

自家用車や、タクシーを利用することが望ましいですが、公共交通機関を利用しないということも難しいですよね。
とにかく、外出する場合には手洗いうがいが必須です。
誰もが触れることが出来る、ドアノブやつり革、商品など、何かに触れたら手洗い、口に入れる前に手洗い、これを習慣化することで感染症に羅漢することを予防します。

風通しが良く人混みのない場所ならば、必ずしもマスクが必要ではありません。
散歩などする時には、無理のない範囲で外の空気を吸うこともストレス発散、気晴らしに繋がります。
その際には、工事現場など土埃の少ない場所にしましょう。

https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSf_X7KfD6YeZ3izERLYk5hUNmHU5NeyPuwfDWVMBbzLPYlVnQ/viewform?usp=sf_link

まとめ

身体の抵抗力が弱っている時は、感染症にかかりやすい状態です。
通常ならばかかりにくい自然にある菌でも、持病があり、その病気が原因で抵抗力が下がってしまう人や抗がん剤を使用している人、ステロイドを使用している人、高齢者が特に感染症にかかりやすく重症化しやすいと言えるでしょう。
私も免疫抑制剤やステロイドを使用し、免疫力をあげる治療を継続的に行っています。

今回ご紹介した感染症予防対策は、面倒な行動かもしれませんが、習慣化すればさほど面倒では無くなります。
また、習慣化し続けてきたからこそ大きな感染症に羅漢せず過ごして来れたとも思っています。

今回ご紹介した感染症予防対策は以下です。

  • マスクを着用する
  • 手洗いうがいをする
  • 歯磨きをする
  • 毎日入浴をする
  • よく眠る(規則正しい生活をする)
  • 清潔を保つ
  • 外出先の場合

■参考文献■
・抵抗力の低下している人を感染から守る本(矢野邦夫著 ヴァンメディカル)
・日常生活に置ける感染予防ガイド(矢野邦夫著 日本医学館)
・白血病と言われたら(特定非営利活動法人 全国骨髄バンク推進連絡協議会)

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