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特発性癲癇(てんかん)との闘い

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闘病記

当時、私は学生の頃にしていた英会話塾のバイトから社員となり数年がたち、26歳となっていました。いつも通り、良好な生活、普段と変わらない授業をしているときに、特発性癲癇になりました。
私は英会話講師をしていたので、いつも通り教室で授業をしていました。その日、普段と何も変わらなかったのにも関わらず、何の前触れもなく意識を失いました。そして、次に目が覚めると救急車の中にいました。目が覚めても、体が全然動かなかったのです。全身に激痛が走り、そのまま近くの総合病院に運ばれました。
私は地方出身で、大学の時に東京に上京し、一人暮らしをしていました。そのため、実家からはかなり遠方の地で、正直身寄りもあまりない中、病気にかかってしまい心細かったです。恥ずかしい話、私は特発性癲癇が何の病気か全然知らず、最初はひどい貧血かと思っていたのですが、この病気は全然違ったようで、脳が勝手に異常な反応をしてしまい、ある種のパソコンでいう強制シャットダウンを起こしてしまうというものでした。
自分自身、今まで一度も入院したことがなく、初の入院がこのような内容でかなり混乱してしまいました。まずは、職場で倒れてしまったため、付き添ってくれていた職場の友人に自分の病気の話をし。そのあとに家族に電話をしました。
又、この病気には治療法はあるものの、完治することはなく、発病したらずっと薬を飲み続けなければならない、という事もありかなり焦りました。
正直、お金のことに関しては、一人暮らしをしていたこともありあまり困りはしませんでした。また、大学生になるタイミングで保険にも加盟していたため、かなり医療費は抑えることができ、限度額適応認定書を発行したことにもよってかなり負担は軽いものとなりました。しかし、レギュラーの授業を持っていたこともあり、授業を担当していた生徒にはかなり気がかりでした。
大きな企業の塾などではなく、個人が営業している小さい英会話塾であったため、上司からは教室にはあまり気にしなくていいと言ってもらえかなり安心できました。また、同僚からも励まされたため、とりあえず、今は回復することに専念しようと思えました。
治療に関しては、現代の医療を持っても投薬治療しかほぼありませんでした。ヒトによっては、具体的に脳の異常がわかれば、摘出手術などもできるそうですが、残念なことに私の場合は具体的にどこが悪いのか特定できず、投薬治療の一本となりました。
毎日多くの薬を欠かさず飲まなくてはならず、ずぼらな私は気がめいりそうに何度もなりました。また、投薬期間はかなり長く、退院した今でもまだ飲み続けています。完治しない、というのはこのように、薬で抑えているだけであって、実際に直しているわけではないからだそうです。
その後、一か月ほど入院をし、職場に復帰しました。私がいない間は、多くの同僚が補講を行ってくれたりしてくれて、また、生徒さんたちにも理解してもらえていたため、すぐに復帰することができました。
一人暮らしで、出費もひどい生活ではなかったので、やはり職場に復帰して数か月で元の生活に戻れました。ただ、一つ変わったのは毎日薬を欠かさず飲まないといけないことでした。
この病気は、運転ができなくなってしまうなどの事もあるのですが、幸い私自身車を持っていなかったため、その支障はなく、交通には困りはしませんでした。
同じような病気で困る方は多いと聞きます、それでもこの病気はある種いろいろ不安になる要素が多いものですが、ちゃんとした健康な生活、暴飲暴食をせず、しっかりと睡眠をとるといったことに心がければ、発作は殆ど起きなくなります。ある意味、自分が今かなり頑張りすぎているんだなと、肯定的に捉えるといいかもしれません。

うれしかったお見舞い品と理由

チョコレートなど軽い食べ物はかなり助かりました。病院食だけでは足りないときなどもあったので、隠れて食べていました。

病院食のおかずとして用意してよかったもの

おかず、といったものは食べませんでしたが、お菓子などは食べていました。個包装のものはかなり重宝しました。

暇つぶしとしてやっていたこととその感想

とにかく読書をしました、授業で取り扱える小ネタを増やしたり、教養を増やしたかったため、一日中本ばっかり読んでました。

役にたった便利グッズとその理由

クッションがかなり役立ちました。座るにも、病院の別途は少し硬かったため、これなしには読書すらできませんでした。

今1番楽しみにしていること、生きていてよかったと思えるようなこと

とにかく、同僚と過ごす時間や、生徒を教えられることのありがたみを改めて感じました。なんとなく業務だからやるのではなく、人の人生の一部になれる仕事をしなくてはと思うようになりました。

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