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いきなり襲ってくる病気!転ばぬ先の杖の保険を!(腹膜炎)

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プロフィール
お名前:うらら
出身地:東京都
現在の年齢:66歳
保険を見直した時期:65歳
病名:椎間板ヘルニア・本人

闘病記

数年前に腹膜炎の手術をして、その後に保険の見直しをしました。
まあそうそう何度も手術入院など無いだろうと思ったのですが、それでも不安だったので一応入り直しておきました。
というのも、以前入っていた保険は、こうした件での保険金請求があるとその後、とんでもなく掛け金が上がってしまったからです。
新しい保険は一番安い金額しかかけられませんでしたが、それでもそれこそ保険の意味で、かけておいたのです。
しかしまさかこんなに早く、それを使うことになるとは思いませんでした。
自由業という名前の、何の補償もない仕事をしている身ですので、病気や手術の時に頼りになるのは、高額医療費の還付と保険だけです。
今回は椎間板ヘルニア、いきなりの激痛で歩くのも困難になってしまい、手術を受けることになったのです。
当然仕事はその間は休み、収入も途絶えます。それでも一応、手術見舞金と入院日額の保険をかけてあるので何とか、と言う感じでした。
正直な話、入院と手術は限度額の認定証と保険で何とかなる、と計算できていました。
しかし計算外だったのは、検査料だったのです。ヘルニアが見つかるまでの検査や、その後手術前の検査などですでにかなりの金額が飛んでしまいました。
入院中の支出は、前回の知恵が残っていたので、大したことはないとわかっていたのですが、この検査料が大きく財布を揺らがしてくれたのです。
もちろん通院保障では補えませんでした。

▶︎闘病中、仕事や家族に関して不安だったことや実際に困ったこと。
家族はいませんので、その点は心配ない反面、毎回困るのが入院の保証人です。親戚に頼み込んでお願いするのが毎回のことです。
この、入院する時に求められる保証人の代替、みたいな保険があればと思ったものです。
仕事はもう、退院した後に全部調整するしかありませんでした。スタジオを借りて仕事をしているのですが、休んでいる間もスタジオ料は発生します。
つまり払い続けなくてはいけないのです。それに加えて、休んだ分の調整として退院後、何回か余分にスタジオを借りることになっていました。
収入は減り、支出は増えるというのがもうわかっていたので、これもストレスになっていたと思います。

▶︎保険の見直しをした理由
実はこの時ちょうど、65歳で保険の切り替えの案内が来ていたのです。どのみち切り替えるか別の保険会社の保険に入るか、決めなくてはいけない年代だったのですね。
この65歳の医療保険の切り替え、掛け金は高くなりますし補償は激減します。例えばそれまで怪我と病気での通院、手術、入院保障がついていたとします。
これが、もし同じ金額の保険でとなると、保証内容がどっと減るわけです。同じ補償をと思ったら、金額が倍増することになります。
実際のところ、ヘルニアで入院する前はこの切替、一番安いのでいいと思っていたのは事実です。もう早々入院とか無いだろう、と思っていたのです。
しかし5年程度でまたこういう羽目になり、入院と手術と休業です。
一番安い金額のものにしておいた保険、退院後に見直したことはもちろんです。
検査や通院、入院で完全に足が出てしまいました。この後のことを考えて、ケチらずに行こうと言うことで、見直しをしたのです。
しかも65歳以上の保険の場合、まず通院保障はありません。その分も補填するには、入院日額を多くすることが必要だと思ったのです。

▶︎保険の見直しをしてよかった理由
何よりも、安心感が違います。一番安い保険の場合、病気や怪我での入院保障だけのような感じです。もちろん1日の入院の費用なども、非常に安いです。
でももしそれだけなら、高額医療費の還付などもありますので、何とかならないことはありません。
しかし入院だけでなくその前に通院、検査などもあると考えた場合、出来るだけ補償は大きいほうがいいのですね。
ずるい考え方ですが、通院補償が出ない分を入院日額の大きさで補う、と言うことも考慮の内でした。
また補償範囲も、広いに越したことはありません。一応高齢者の仲間入りをしたので、それなりに身体も弱ってきています。
仕事も何時まで続けられるかもわかりません。何かあった時の保険で出来る補償は、頼りになります。
自分には絶対に起こらないだろう、と思ってしまうのは人の常ですが、起こるかもしれないということも視野に入れなくてはいけませんね。
見直しの結果、お財布は少々きつくなりましたが、気持ちには余裕ができました。

▶︎同じ境遇の方にアドバイス
自由業の方、自営業の方の場合、とにかく補償というものが普通の会社員よりも少ないです。
有給も病欠もありません。働かなくなったら、働けなくなったらお金は一切入ってきません。
普段の貯金も大事ですが、こうした保険も折々に見直すことが必要です。保険会社のアドバイスにも耳を傾けることはもちろん、自分で何が必要かも考えてみてください。
10年先のことはともかく、5年先程度のことは視野に入れて保険選びをすることをおすすめしたいです。
今回5年で次の病気が発症、治療や検査や入院手術で思い知ったのは、やはり最低の補償金額の保険だと、特に自由業関係は充分に補填が効かないということです。
普段の生活の中で余分な出費を削って、少々医療用の保険に回すことをおすすめしたいです。

どの保険から、どの保険への見直しをしましたか?

コープ共済あいぷらす終身医療→コープ共済ずっとあい終身医療

見直した保険の良かった点を教えてください

コープ共済であることは同じですが、まず保証内容が結構違います。
ずっとあい終身医療の場合、生涯保証であることと、病気、怪我の入院手術に保障が付きます。
元々入っていたあいぷらすの場合、同じく病気怪我の入院での保障ですが、85歳までなのと手術の保障はありません。特約になります。
掛け金はと言うと、だいたい倍になりますが、入院日額の支払いが3倍くらい違ってきます。
他に保障のない場合、この金額の違いはかなりのものです。
また65歳すぎるとまず、通院保障はどんな保険でもつきませんので、その点はどうしようもないのです。入院日額を大きくすることで、何とか補填と言う感じですね。
またこれに個人賠償責任保険をつけることで、対外的に何かあった場合にも安心感を得ることが出来ます。
正直なところ、コープの保険はどれも一般の保険会社のものよりも安く、シンプルに出来ています。
それでも特に高齢者の場合、保険内容が掛け金によってかなり違うのも事実です。
今回の見直しも、一応他の会社も調べたのですが、結局コープ内部での見直しになりました。

あなたがオススメする保険と、その理由を教えてください

コープや全労済などの共済関係、経済的にも補償範囲的にも一般の保険会社と遜色はありません。
その割に、周囲で加入している人は少ないです。もっと利用してもらいたいですね。
私の場合高齢者だということで、やはり保障はそこそこ制限がありますが、64歳までならば最もおすすめはこのコープのたすけあいです。
掛け金は1000円からという安さで、通院、入院、手術まで保証が付きます。掛け金の高いものなら保険金額も上がります。
これにあれこれ特約をつけても、月に3000円程度の保険金で済みます。かなりお財布に優しいです。
実際私はこの、たすけあいを、年齢制限が来るまで利用しましたが、通院などの保険金も手続き後はすぐに送金されましたし、説明なども電話で丁寧にしてくれます。
妙に名前の知れた大手の保険会社よりも、実はこうした協同組合系の保険は、リーズナブルでコスパもいいのです。
共済ってイメージが古いと思うかもしれませんが、理性的に見てみた場合最もおすすめの保険になります。

うれしかったお見舞い品と、その理由を教えてください

内臓系の病気ではなかったので、とにかく食べるものが嬉しかったです。何よりも嬉しかったのはチョコレートですね。
何故か私の場合、身体に傷がついたり調子が悪いと、チョコレートを貪り食います。
その事を知っている友人が、ダークチョコを抱えてきてくれた時は、本当に嬉しかったですね。こうした小さな買い物も、財布を圧迫するので助かりました。

病院食のおかずとして用意してよかったものを教えてください

特におかずは持ち込みませんでしたが、インスタントコーヒーの粉を持ち込んで、折々に飲んでました。
コーヒーがお茶よりもずっと好きで、朝はこれがないと始まりません。
後は食パンをこっそり持ち込みました。
入院した病院の食事は美味しいと評判で、実際腹膜炎で入院したときも美味しくいただけたので、あまり心配してなかったですね。

暇つぶしとしてやっていたことと、その感想を教えてください

以前の腹膜炎の時に、ゲーム機を持ち込んだけど痛みで集中できなかったのは覚えてました。
なので今回は、タブレットを持ち込んでネット、メールとデジタルに遊んでました。
ついでに音楽もですね。病院の廊下でリハビリ代わりにと暇つぶしにウォーキングしてたのですが、この時にイヤフォンで音楽聞いてると脚が弾むのです。

役にたった便利グッズと、その理由を教えてください

S字フックです。手術直後は流石に痛みが酷く、ベッドの柵にフックに引っ掛けて袋をぶら下げ、そこにあれこれ入れてすぐに出せるようにしてました。

今1番楽しみにしていること、生きていてよかったと思えるようなことを教えてください

生死に関わるような病気ではなかったですが、仕事という大命題を抱える、しかもそれが生きがいの私の場合、動けなくなったらそれこそ死んだも同然です。
なので、後遺症はまだ残ってますが、普通に生活できて歩けるようになったのが、何より嬉しいです。
また幸い、踊れるようになったのも嬉しいと言うか、これ仕事ですので復帰できてよかったです。
後は、後遺症が全治して、遠慮せずに脚に力を入れて踊れるようになれることが目標です。何しろ神経系の病気ですので、未だに突然脚が攣ったりしびれたりするんです。

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