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私の乳がん体験記

闘病記

私は、毎年乳がん検診を受けています。例年マンモグラフィと触診で検査をしてもらっていました。
なんとなくその年は、乳がんドックにしてみようかなと軽い気持ちでエコー検査もオプションでつけて検査をうけました。

すると「おそらく癌だと思われるから詳しく調べましょう」とその日のうちに言わたのです。診断されたのは2年前の41歳の秋でした。画像を見て下さった先生は、「いつもマンモだけ受けていらっしゃるようですが、よく今回エコーを受けてくれてましたね。マンモだけだったら、わからなかったと思います」とおっしゃいました。
なので私は、癌が見つかったことのショックもありましたが、今回エコーもつけて検査しておいてよかったと心の底から思ったことを覚えています。

私は4人家族です。会社員の夫と、2人の子供は小学3年生と年中の男の子がいます。子供たちにどう伝えようかと入院直前まで
悩みましたが、2週間近く入院する予定だったので、きちんと伝えることにしました。私は専業主婦なので、入院中は、実家の母にきてもらって家族のことや家事全般をお願いしました。

乳がんときちんと診断がつくまでの検査、また手術をするまでの検査など結構お金はかかりました。もちろん入院、手術の費用もかかります。
しかし、高額医療の制度もありますし、がん保険に入っていたのでそこまで不安になることはありませんでした。

手術は右胸の全摘と同時再建をしました。手術は成功し、10日ほどで退院することができました。センチネルリンパ生検で
2ミリ前後の癌と思わる細胞があったことにより、抗がん剤を使うのかどうか医師とも相談した結果、抗がん剤は使用せず
放射線治療だけを受けることにしました。 主治医はとても丁寧な方で、私が難しい医療用語やよくわからない画像に
対して、質問すると丁寧にわかる言葉で私の病状をレポートに書いて下さいました。その用紙を病室に持ち帰って
自分の状況をもう一度理解しなおすということをしました。先生と話すときは、なんとなく理解したような気になっていても
時間がたつとよくわからなくなっていたり、言葉の意味がわからなかったりするので、先生が書いて下さった説明書きの
レポートはとてもありがたかったです。

術後から、1カ月したくらいから放射線治療をはじめ、全部で25回の放射線治療を無事に終了することができました。
放射線治療も費用はかかります。一段落したので保険の請求をしたところ、180万くらい支払われて助かりました。

母の助けもあり、なんとか自分のペースで家事などができるようになり、普段通りの生活がおくれるようになったのは、2、3か月してから
だったと思います。子供は私の病気のことはわかってくれてはいましたが、下の子は遊んでほしくて容赦なく絡んできて大変でした。しかし、ご近所の
方たちが一緒に子供を遊ばせてくれたり、見守ってくれていたりして、本当に助けてもらい感謝しています。

今では、毎日お薬を毎日服用し、3か月に一度、注射をうけて過ごしています。副作用かなと思われる症状で、手指が痛かったり、ひざが痛かったり、
汗がバーっと出たりなどの症状がたまにありますが、自分のペースで無理しないように気をつけて、元気に過ごしています。

ふりかえってみると、あっという間の2年間でした。私は乳がんが見つかって幸運だったと思っています。もちろん癌など
ないほうがいいのですが。でも、まだ体力のある40代で大きな病気をして、また元の生活にもどすという経験はこれから先の人生で
とても大切なことを早めに学ぶことができたんだと思っています。 落ち込むこともあります。でもそれでいいと思っています。
無理して元気なふりはしないようにしています。今の自分を受け止めて、助けてほしいときは助けてもらいながら、頑張れる時は頑張ってと
自分の身体の調子をよく自分で観察して、無理なく過ごしています。

この病気をしてから、私は友人に会うとすぐ検診を受けているかを聞いてしまいます。
検診を受けていない人には、私の経験を通して早期に見つけることがいかに大切かを知ってもらっています。自分のために、家族のために、検診を受けてほしいと。
私の闘病体験が少しでも誰かの役にたてたらうれしいです。だから、病気のことも積極的に話しています。誰かの役にたてると思うがことが、私の力になっていると信じています。

うれしかったお見舞い品と理由

入院経験がある先輩から、ベットにひっかけて使える収納かごと、ストローがついたペットボトルキャップを頂きました。本をたくさん読んでいたので、ベットまわりを片付けるのにとても役にたったのと、吸い飲みよりペットボトルの方が使いやすくて助かりました。
あとは、時間がたくさんあるので、普段読めない長編小説などの書籍がうれしかったです。それと、ご近所さんたちから頂いた色紙とお手紙は本当に何度も読み直して元気をもらいました。

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